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3分でわかる『あやまち運命論』和久原にこ 作【ネタバレ結末】

■タイトルと作者

『あやまち運命論』和久原にこ

■どんなテーマなのか?

黒光源氏な家庭教師のお兄さんと、大人になって上司と部下として運命の再会をする。

■巻数と

全2巻完結。

■あらすじは?

第1巻のあらすじ

同僚から合コンに誘われても、なかなかその気になれない花南。3年前に8年つきあった彼氏からのプロポーズを断って後悔し、仕事に生きようと考えていた。ところが会社が大桐ホールディングスに合併吸収され、本社から藤宮紘務が部長としてやってきた。

紘務は花南の元カレで、中学生のときに家庭教師をしてもらった縁で交際していた。年上の彼氏に慈しんでもらうように成長した花南は友達から「リアル光源氏」ともてはやされた。大学を出たら結婚してほしい、という彼の申し出を蹴って以来、ずっと会っていなかった。

 

再会した紘務は「ずっと君を想っていたやり直そう」と復縁を迫られる。偶然の再会に思われたが、紘務が花南を手に入れるために会社を合併したと知り、花南は彼のプロポーズを断った理由を思い出す。

自分の思い通りの女に育てようとする紘務と花南の会話は、絶妙に噛み合っていない。若紫のように光源氏計画をたてていた紘務から逃げるために別れたのだった。今までの運命は作り物だから本物の運命を探しに行くという花南を、紘務はストーカーよろしく上司権限を使ってうまく丸め込もうとする。

 

花南は自分がおとなしくて従順なお嬢様ではなく、彼にふさわしくない女だと行動を見せるが、花南にゾッコンな紘務は「耐え花南」「頑張り花南」「いじらし花南」と心の中で萌えているので効果ナシ。

紘務が花南の両親をたらしこみ、なし崩し的に結婚に持ち込まれそうになったために一人暮らしをすることにしたものの、早速新居にあがりこまれ「全力で奪いに行く」宣言をされる。

第2巻のあらすじ

勧誘の男から守ってもらい、紘務の「好きだよ」に押し流されそうになる花南。だが、花南の中で「いつから私を好きだったのか」が気になり拒否してしまう。別れた原因は、いつも彼が強引に話をそらして自分のいいように進めようとすることだったから。

一方的で決して本音を教えてくれない紘務に、花南は自分の気持ちをぶつける。いつから好き、の答えは「一目惚れ」。大学生が中学生に一目惚れだなんて、と必死で押し隠していたものの、花南があまりにも純真でかわいくて「もうこれは運命」だと観念したのだった。

初めて紘務の素の気持ちを聞いた花南は、やっと彼のことを心から「好き」だと思えて、自分から自宅に誘って結ばれる。

 

しかし紘務は「仕事を辞めて結婚して家庭に入ってほしい」と言い出し、気持ちが通じた、と思ったばかりなのに花南は打ちのめされる。インテリアコーディネーターになりたくて仕事をしていたのに、簡単には辞められない。

紘務が会社にいるのは期間限定で、数ヶ月後には本社に戻り、転勤もありうるから結婚を機にやめてほしいとゴリ押しする紘務と口論になる。明石に相談した花南は「そんなに愛されてうらやましい」と言われるも、納得できない。

花南は以前コンペで提出した企画が本社に認められて呼び出される。そこでナンバーワン若手設計士の柏木に、大桐の社員になって自分のチームに入らないかと誘われた。


■登場人物の紹介

友井花南(ともいかな):ヒロイン。北小山インテリアの総務事務で働くOLで25歳。中学生のときに家庭教師をしてくれた紘務と8年交際したあとふってしまう。

藤宮紘務(ふじみやひろむ):花南より4歳年上。頭が良い典型的なエリートイケメン男性。大桐ホールディングス本社からの統括部長。家庭教師で出会った14歳の花南を見て一目惚れし、光源氏のように自分好みの女に育てようと目論む。花南に逃げられたがまだあきらめていない。花南の使った箸を持ち帰ろうとするなど変態チックな面がある。

明石:大桐ホールディングス本社勤務の紘務の同期の女性。

柏木:大桐ホールディングスの若手設計士ナンバーワン。花南を自分のチームに誘う。


■結末

紘務は大人になった花南が自分を選んでくれる自信がない、と不安を漏らす。花南の気持ちはすでに、紘務のことでいっぱいだった。それを聞いた花南は紘務に逆プロポーズする。

■コメント

ちょっぴり強引すぎるブラック光源氏な彼氏・紘務と、一見お嬢様でのほほんとした花南が長い時間を超えてやっと結ばれる、というピュア・ラブなお話。

コメディ的シーンも多数で、笑える箇所もあります。紘務の行動は半ストーカー的で、執着心が強すぎて一歩間違えると犯罪になるほどの愛情で「ちょっと、ヤバすぎ・・・」ですが、こんなふうにどこまでも一途に愛されたい、という女心もありときめきます。

しかしながら、「ただし、イケメンに限る!」というやつです。

■作品への評価

紘務の一目惚れから始まった「運命の恋」。幼い頃からずっと見守ってくれた年上の男性に愛され続けるヒロインがうらやましくなるお話です。真剣に、ひたすら誰かから愛されたい、という女性の心をくすぐるような作品でした。

若干現実離れしていますが、ストーリーのテンポもよく、2巻できれいにまとまっています。ラストのヒロインの逆プロポーズで、紘務の「大人な仮面」が剥がれるのが見どころです。

 

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